独居老婆の日々

余生は本音を言って生きたい。

土筆に義父を偲ぶ

気分は落ち込んでいても昨日は歯のクリーニング
予約日だったので嫌々ながら出かけました。


食べ物を美味しく頂くには歯が大事ですから。


帰りは歯科帰りお決まりの元ブラで
沖縄の出店で好物の「島ラッキョウの塩漬け」を
見つけ買いました。

そのまま切って器に盛り晩酌のアテに。



そして淡路島の品を扱っているお店で土筆を発見!
土筆は未だ有るかな~?と期待していたのでラッキーです。
少し長けていましたが其処は我慢・我慢!。


左がハカマ付で右はハカマを取った土筆です。


土筆には偏屈者だった義父との思い出が有ります。


義母には嫌味を言われっ放しなので私は義母の話相手は
夫に任せ義父がしていた内職の手伝いへ逃げたりと
帰省の時は苦労したものです。
(昔の嫁は姑のイビリに耐えるしかなかった)


今も同じでしょうか?
夫の前では普通に話し夫の目に映らぬ所では嫌味の連発。


考えた私は「お義母さんは私と話すより夫と話すほうが良いでしょう」と
上手く避け私は義父の内職場に逃げることにしたのです。


義母も義父の内職を手伝う私に嫌味は言えなかったようで
作戦は成功。


そんな春の帰省時、家の前に生えてる土筆を採って
卵綴じを作ったら義父は「街の者はこんな物を食べるのか?」と
言いながらも箸を付けてくれました。


義父は食べ物を大切にされる&一家言あるお方で
「自分が食べられないと判っていたら最初から箸は付けない」で
土筆を出されるなんて思ってもいなかったのでしょうね。


昨夜のうちにハカマを取って灰汁抜きをしているので
今夜は玉子とじにしてほろ苦い春を楽しみましょう。


お供えされる夫は迷惑でしょうか?

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